ラクスルは2020年4月23日、広告のプラットフォーム「ノバセル」を正式リリースし、運用型のテレビCMとして調査・企画から制作、放映、分析までを一気通貫で行うことができるサービスの提供を開始すると発表した。

 ラクスルでは、これまでもテレビCM事業を手掛けてきたが、今回はCM効果を即時に可視化できるクラウド型テレビCM効果測定ツール「ノバセルアナリティクス」を導入した。CM放映後のサイト訪問数をクリエーティブや番組ごとに測定する。CM放映による効果をWeb広告と同様に検証できるという。

ノバセルのビジネスモデル
(発表会の資料から)
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 ラクスル自身も、これまで広告主として2014年から5年間で累計約50億円を投じてテレビCMを中心としたマーケティング活動を実施した。この間、限られた予算の中で効果検証を緻密に繰り返すことで、最適なクリエーティブの制作や放映枠の指定を行うことができ、売上高を大幅に伸ばしてきたという。

 例えば、比較的費用の安いローカル局で異なるCMを放映し効果を比較検証し、検証結果を基にCM放映を全国に広げていく手法を採り、広告効果の最大化を図ってきた。こうしたノウハウを顧客企業に提供していく。

 ラクスルによると、同社のテレビCM事業では、初めてテレビCMを提供するという顧客が全体の8割から9割だといい、「テレビCMの市場を盛り上げていきたい」(取締役CMOの田部正樹氏)という。