MS&ADインシュアランスグループホールディングス(HD)傘下のあいおいニッセイ同和損害保険と三井住友海上火災保険の2社は2020年5月19日、共同でテレワーク導入企業に向けた専用の保険を売り出したと発表した。サイバー攻撃による情報漏洩や業務用パソコンの持ち出しによる紛失、社員の労災など、テレワーク導入によるリスクを総合的に補償する。

 既存の保険商品を組み合わせて「テレワーク総合補償プラン」として売り出した。端末の破損や社員の労務管理で生じる賠償まで幅広く補償する。保険料は業種や企業規模によって異なるが「売上高5億円の卸売業のケースで年間30万円程度を予定する」(あいおいニッセイ同和損害保険広報)という。主に中小企業向けに売り出す。

 新型コロナウイルスの感染拡大もあり、テレワークに取り組む企業は増えている。東京都が2020年4月に実施した調査によると、従業員30人以上の都内企業のうち6割超がすでにテレワークを導入済みという。MS&ADは必要な保険をひとまとめにして提供することで企業のテレワーク推進を後押しする。