ソニーは2021年5月19日、Androidスマートフォンの新製品「Xperia Ace II」を発表した。国内の一部通信事業者が5月下旬以降に発売を予定する。4G対応のエントリーモデルで、コンパクトで基本性能を重視したスマホと位置付ける。

Xperia Ace II
Xperia Ace II
(出所:ソニー、以下同じ)
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コンパクトな本体に5.5型画面を搭載

 主な特徴としてはコンパクトな本体と5.5型の大画面が挙げられる。前モデルの「Xperia Ace」に近い本体サイズを維持しつつ、画面占有率を高めることで5型から5.5型に大きくした。他社の4.7型スマホに比べて画面占有率の高さで優位性があるとした。

コンパクトな本体に5.5型画面を搭載
コンパクトな本体に5.5型画面を搭載
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 ターゲットユーザーはエントリー層で、3G回線からの切り替えを含めた低価格帯スマホのニーズに応えたという。上位のXperia 1/5/10シリーズに対しては、基本性能にウエートを置いたモデルと位置付けている。

 バッテリーは4500mAhと、Xperia 1/5/10シリーズの最新モデルと同じ大容量を搭載した。ソニーによれば4500mAhを搭載するスマホとしては世界最小の容積だという。3年使っても劣化しにくい長寿命も特徴に挙げた。

 ホーム画面として、大きな文字で使いやすい「かんたんホーム」を用意する。指紋認証用に本体側面に指紋センサーを搭載。おサイフケータイにも対応する。耐久性の面では、画面に傷がつきにくい米Corning製「Gorilla Glass 6」、防水(IPX5/8)・防じん(IP6X)性能を備える。

大きな文字で使いやすいホーム画面「かんたんホーム」
大きな文字で使いやすいホーム画面「かんたんホーム」
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 リアカメラは焦点距離25mmで1300万画素のメインと深度測位用の2つを搭載。オート撮影機能「プレミアムおまかせオート」に対応するなど必要十分な画質を得られるという。背面はレンズの出っ張りがないフラットなデザインを採用した。

 フロントカメラは800万画素で、国内向けのXperiaとして初めて画面内にノッチ(上部の切り欠き)のあるデザインを採用。コンパクトなサイズと大画面を両立したとする。

 画面は5.5型の液晶ディスプレーで、画面解像度はHD+(1496×720ドット)、縦横比は18.7:9となる。プロセッサーは台湾MediaTek製の「Helio P35」、メモリーは4GB、ストレージは64GBを搭載し、最大1TBのmicroSDに対応する。

 本体上面には3.5mmのイヤホンジャックを備える。本体下面にはUSB Type-Cポートを備え、USB Power Delivery(USB PD)による急速充電に対応する。ワイヤレス充電には対応しない。OSはAndroid 11を搭載する。本体サイズの外形寸法は140×69×8.9mm、重量は159g。本体カラーはブラック、ホワイト、ブルーの3色を展開する。

 販売価格は通信事業者によって異なるものの、ミッドレンジの「Xperia 10」シリーズよりも安価になる見込みとしている。