富士通は2020年6月8日、医療機関向けに新型コロナウイルス感染症対策サービスの提供を始めると発表した。2020年6月から6カ月間は無償で提供する。患者がスマートフォンで外来の診察を予約できるサービスや、医療従事者が院内のどこからでも電子カルテシステムにアクセスできるサービスなどをそろえた。院内の受付時の混雑や医療従事者間の密接・密集を防いで、新型コロナ対策を支援する。

 スマホで外来診察を予約できるサービスの名称は「FUJITSU ヘルスケアソリューション LifeMark-コンシェルジュ」である。医療機関が予約状況や外来の診察待ち状況を患者に通知できる機能も備える。患者の診察までの待ち時間を減らして院内での混雑を緩和することにより、クラスター発生を防ぐ狙い。

 「FUJITSU ヘルスケアソリューション HOPE PocketChart」は、医療従事者がタブレットを使って院内のどこからでも電子カルテシステムを操作できるサービスである。働く場所を分散できるため、医療従事者間の密接や密集を防げる。