デルは2020年6月10日、「Dell Precision」シリーズのモバイルワークステーション新製品を発表した。同日、販売を始めた。
ワークステーション市場で好調、テレワーク需要も
オンラインで開催した発表会には、デル クライアント・ソリューションズ統括本部クライアント製品本部本部長の三井唯史氏が登壇。米IDCの調査で2020年第1四半期に日本および世界のワークステーション市場でシェア1位になったことを示し、特に世界シェアは10期連続1位とした。日本では「サポートが高く評価されており、リピート注文につながっている」(三井氏)という。
ノート型のモバイルワークステーションは、社内の会議室や工場への移動用途のほか、テレワークなど社外での導入が増えているという。
業種別では製造、メディア、エンタメ業界に加え、新たに建設業界からの引き合いが増えたことを挙げ、「ものづくりの現場においても新型コロナウイルス対策としてモバイルワークステーションへのシフトが進んでいる。米国と比べても日本市場にはまだまだ伸びしろがある」(三井氏)とした。
17型世界最小などの新製品を拡充
Precisionシリーズの新製品の詳細については、デル クライアント・ソリューションズ統括本部クライアント製品本部フィールドマーケティングシニアアドバイザーの湊真吾氏が説明した。
新製品の各モデルには、インテル製の第10世代CoreプロセッサーまたはXeon Wプロセッサーを搭載。主要なモデルではハードウエアによるブルーライト低減技術「LBL」に対応する。
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