日本IBMは2020年6月15日、企業のデータ活用を支援するソフトウエアの新版を発売すると発表した。データの収集や整理、人工知能(AI)モデルの作成や運用などを1つのソフトウエアでまとめて支援する。費用は数千万円程度から。

 製品名は「Cloud Pak for Data」で、2020年6月19日に出荷を始める。2018年に発売したものの最新版である。データ収集や活用を支援するために提供してきたサービスを1つにまとめた。AIモデルの開発から本番環境への展開、運用後の監視、継続的な改善までを一貫して担う。AIモデルの精度を継続的に高められるほか、AIが誤った予測をするリスクを低減できるという。

 オープンソース・ソフトウエアや日本IBM以外のソフト製品も含む。米レッドハットが提供するクラウド運用管理の基盤ソフト「OpenShift 4.3」を採用し、パブリッククラウドやオンプレミスなど様々な環境で活用できる。京セラは2020年5月に導入し、社内に点在するシステムやデータの統合、工場IoTで収集する生産データの有効活用に取り組んでいる。