アステリアは2020年7月17日、同社初の地方拠点となる「熊本R&Dセンター」を熊本市中央区に設置すると発表した。新型コロナ禍を受けて、東京と大阪にある既存オフィスの分散を進める方針で、今後は中部地方にも拠点を設置する。

 熊本R&Dセンターは2020年8月1日に開設する。ソフトウエアの研究開発や技術サポートを担い、当初は3人でスタートし、早期に10人体制に拡充する。既存オフィスの営業部門や管理部門が使うサテライトオフィスの機能も持たせる予定という。

アステリアの熊本R&Dセンターの概要
(出所:アステリア)
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 平野洋一郎社長は「熊本県は自然や住環境が素晴らしい。熊本県や熊本市の期待に添ってIT分野の知が集積する場所にしたい」と意気込みを語った。仕事を通じて同県と関わりを持つ「関係人口」の増加に貢献する考えだ。熊本R&Dセンターの開設費用は約1500万円で、うち半額程度を県や市の制度に基づき助成を受けたいとしている。

オンライン会見に臨んだアステリアの平野洋一郎社長
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 併せてアステリアは東京本社オフィスのスリム化も検討する。平野社長は「在宅勤務で生産性が上がっているため、本社オフィスの広さは半分でよいのではないかと議論している」と話す。結論は2021年前半にも出すという。