Dynabookは2020年7月20日、法人向けノートパソコン(ノートPC)の新製品を発表し、同日から受注を始めた。テレワークなど場所や時間に縛られない「新しいワークスタイル」に合わせた仕様になっているとしている。

 新型コロナウイルスによるテレワークやオンライン学習などの利用機会が増えたことでノートPCの需要が高まり、同社のノートPCの出荷台数は前年同期比を上回り始めているという。

 テレワークなどに向けた仕様として、相手の声が聞き取りやすいオーディオ機能や、生体認証などによるスムーズなログイン、写り込みの少ないノングレア液晶、有線LANポートなどのインターフェースの充実を挙げた。

 新製品では米Intel(インテル)の第10世代Coreプロセッサー搭載モデル、最新の無線LAN規格「Wi-Fi 6」対応モデルを拡大。メモリーやストレージの選択肢も拡充した。

 13.3型のビジネスモバイルノートPCとしては、「dynabook G83/FR」「dynabook S73/FR」「dynabook U63/FP」の新モデルを発表した。プロセッサーは第10世代Coreのほかに、新たに第10世代Core vProプロセッサー搭載モデルをラインアップに加えた。

 ハイスタンダードモバイルPCの「dynabook G83/FR」は、重量が約779gからの軽量モデル。約9.5〜19時間の長時間駆動、MIL規格準拠の堅牢性、有線LANポートの搭載も特徴とする。本体標準価格は30万2000円(税別)から。

dynabook G83/FR
出所:Dynabook、以下同じ
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 スタンダードモバイルPCの「dynabook S73/FR」は、プロセッサーを第8世代Coreから第10世代Coreに強化し、新たにWi-Fi 6に対応した。有線LANポートを搭載し、LTE対応モデルもラインアップする。本体標準価格は25万円(税別)から。

dynabook S73/FR
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 プレミアムモバイルPCの「dynabook U63/FP」は、第10世代Coreプロセッサーを搭載。有線LANポートは搭載しないが、厚さ約16.4mmの薄型設計や、Thunderbolt 3ポートの搭載が特徴となる。本体標準価格は38万9800円(税別)から。

dynabook U63/FP
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 2-in-1のコンバーティブル/デタッチャブルPCとしては、「dynabook VC72/DR」「dynabook D83/DR」「dynabook K50/FR」を、15.6型のビジネスノートPCとしては「dynabook P55/FR」のほか、dynabook B75・B65・B55・B45の新モデルを発表した。いずれもプロセッサーやメモリー容量の選択肢を拡充している。

dynabook P55/FR
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 新しいワークスタイルを支援する法人向けのソリューションとしては、Microsoft Teamsの導入や運用をワンストップで提供する「dynaTeams」、テレワークや在宅勤務の勤怠管理システム「dynaCloud 勤怠 powered by KING OF TIME」などを合わせて展開する。