電通は2019年7月10日、電通グループのマーケティングプラットフォーム「People Driven DMP」と、LiveRamp Japanが提供するサービスのデータを相互に連携することで合意したと発表した。

 電通は、相互データ連携により、クライアント企業が保有するオフラインを含む顧客データと、外部の多様なオンラインデータの連携が容易になり、統合データソリューションによる効果的かつ効率的なマーケティング施策を実現できるとしている。

 今回のデータ連携による統合データソリューションの特徴としては、「高い安全性を担保しながらオフラインデータをオンライン化できる」点を挙げた。クライアント企業が保有する各種顧客データをオンラインの識別子に変換(オンライン化)して活用することを可能にするLiveRampの技術「IdentityLink」を利用する。

 IdentityLinkにより、クライアント企業は自社保有の顧客データを、電通グループが保有するテレビ視聴ログや意識データなどとひも付けられるようになり、オンライン/オフラインのデータ統合による高度なデジタル広告配信や効果検証を含む多様なマーケティング施策を実現できる。

オフライン情報のオンライン化と、データ統合による広告配信や効果検証のイメージ
(出所:電通)
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 さらに「より広いパートナーのデータを活用し、精度の高い分析が可能になる」点も特徴。電通グループのPeople Driven DMPと、LiveRampが提供するデータマーケットプレイス「Data Store」の連携を実現した。これにより、People Driven DMPを導入する企業は、Data Storeに参画するパートナーのデータを活用し、より精度の高い顧客分析や戦略策定、広告配信などができるようになるという。