丸紅と酪農・畜産向けシステム開発のファームノートホールディングス(HD)は2021年8月17日、酪農・畜産分野のデジタルトランスフォーメーション(DX)推進のため協業を開始したと発表した。農業従事者の高齢化や後継者不足が課題になるなか、作業負担の軽減や生産効率の向上を目指しデジタル技術の活用を推し進める。

 ファームノートHDグループのファームノートは、牛の飼育記録を管理するクラウドサービスや牛に取り付けて行動を見える化するIoT(インターネット・オブ・シングズ)センサーを提供している。今回の協業により、丸紅グループのネットワークを生かして日本全国への営業を強化する。

 将来的には丸紅グループが持つ飼料や肥料、保険などの事業を組み合わせ、農家を支援するより複合的なサービスの提供を目指すという。デジタル技術の活用により畜産や酪農の労働環境が改善されたり、農家にとって魅力的なサービスが増えたりすることが新規就農者の増加にもつながるとみる。