スマートフォン決済サービス大手のLINE Payは2021年8月19日、10月1日以降の決済手数料について、予定していた2.45%(税別)から1.98%(同)に引き下げると発表した。コード決済を巡ってはPayPayも8月19日、10月以降の小規模店舗向け決済手数料を原則1.98%にすると発表している。LINE PayはPayPayとのコード決済事業統合を見据え、PayPayと料率を合わせたとみられる。

 対象の店舗はレジ横などにQRコードの小型掲示板を設置するタイプのほか、店舗のタブレットなどに専用アプリを導入するタイプ、QRコードのリンクをメッセンジャーアプリなどで送るタイプの3種類。これらについてLINE Payは、2018年8月1日から2021年9月30日まで決済手数料を無料にするとしていた。無料期間が終わる2021年10月1日以降の決済手数料について料率を見直し、今回発表した1.98%を適用する。

 LINEとZホールディングス(ZHD)が経営統合したことに伴い、LINE PayとPayPayも2022年4月をめどに国内事業を統合する方針を示している。既に一部のサービスメニューで連携を進めており、例えば2021年3月16日にはLINEポイントをPayPayボーナスに交換できるようにしたほか、8月17日からはPayPayの加盟店でLINE Payで支払えるようにしたばかり。LINE PayがPayPayと同じ決済手数料率を採用したのも、統合に向けた連携の一環とみられる。