決済代行のネットプロテクションズは2019年8月29日、サービス体験後に利用者が自ら支払額を決められる決済基盤「あと値決め」を始めると発表した。ポストプライシング(価格の後決め)の決済基盤を一括提供するサービスは日本で初めてという。

記者会見では「あと値決め」を採用するサービス事業者の担当者も登壇した
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 第1弾として、ベアーズの家事代行サービス、エアークローゼットの洋服レンタルサービスに同日から決済基盤を提供する。

 利用者は決済方法として「あと値決め」を選択した後、事前支払いや価格の合意なしに対象サービスを利用・体験できる。その後、他ユーザーの値決めデータを参考にしつつ、満足度に応じて価格を選択する。後日、決定した価格に基づく請求書が自宅住所に届くので、コンビニなどで後払いする。

 ベアーズの家事代行サービスは定価1万620円(税込み)の初回お試しプランを最低価格6300円(同)から、エアークローゼットの洋服レンタルサービスは月額9800円(税別)の借り放題プランの初月利用料を最低価格4800円(同)から、それぞれ決められる。2019年9月以降は、ミュージカルチケットやイベント参加などのサービスにも「あと値決め」を適用する予定だ。

 事業者がネットプロテクションズに支払うサービス利用料も「後決め」にできる。コンビニ決済など後払い決済の利用料以外は、事業者が最低0円から任意で支払額を決められる。