Dropbox Japanは2020年9月30日、電子署名サービス「HelloSign」の提供を開始すると発表した。クラウド型のファイル共有サービス「Dropbox(ドロップボックス)」と連携可能で、Dropbox上に保存した発注書や契約書を署名してほしい相手に直接送信できる。文書に署名する処理もDropbox上でできるため、契約書などのやり取りがDropbox内で完結する。

 HelloSignにはテンプレート機能が備わっている。あらかじめ用意されたテンプレートだけでなく、企業ごとに発注書や契約書のひな型を作成できる。作成した文書にはルールを設定し、チェックボックスにチェックが入ったときだけ表示するフィールドや署名する人だけが書き込めるフィールドを定義することも可能だ。

 Dropbox Japanが実施したアンケートによれば、テレワークの実施が週4日以下の企業の課題として、社内ファイルへのアクセスや書類への押印作業が挙げられたという。こうした課題を解決し、スムーズなテレワークを進めるには「ITに不慣れな人でも簡単に使え、全社員が利用できる共通のプラットフォームが必要」(Dropbox Japanの五十嵐光喜社長)と考えた。

 HelloSignは5ユーザーから契約でき、Dropbox BusinessのEnterpriseプランの契約者なら価格は1ユーザー当たり3万4800円/年(税別)。