データセンター大手の米Equinix(エクイニクス)は2021年10月20日、大阪に新たなデータセンター「OS3」を開設し、サービスの提供を始めたと発表した。初期投資額は5500万ドル(約62億円)。

 近年、アジア太平洋地域におけるサービス向上と存在感を高めるための新たな地域拠点として大阪が注目を浴びている。米Amazon Web Services(アマゾン・ウェブ・サービス、AWS)や米Microsoft(マイクロソフト)、米Google(グーグル)、米Oracle(オラクル)などのクラウド大手が相次ぎ拠点を開設している。これらのクラウド大手は顧客企業が求める高いパフォーマンスやセキュリティーに対応するため、関西圏への投資が拡大するとエクイニクスは見込む。

 エクイニクスは大阪での相互接続帯域が2020年から2024年までに50%の年平均成長率で増加すると予測する。大手クラウド間の相互接続ニーズが継続的に高まっているという。その点、OS3は大阪の中心部に位置する主要なネットワークプロバイダー施設と近接している。「ネットワークの冗長性や低遅延への要求が高く、関西圏の大規模なユーザーコミュニティーに近いデータセンターを利用したいと考えるクラウドやコンテンツプロバイダーに幅広いネットワークの選択肢を提供できる」(同社)と意気込む。