米Facebook(フェイスブック)は2021年10月28日(米国時間)、社名を「Meta(メタ)」に変更したと発表した。成長の軸足をSNS(交流サイト)から「メタバース」と呼ばれる仮想空間関連に広げるとともに、企業体質などに対する批判をかわす狙いもありそうだ。

(出所:米メタ)
(出所:米メタ)

 2021年10月28日に開いた同社の開発者会議「Connect 2021」で明らかにした。現在の事業の主軸は2004年にサービス提供を始めた「Facebook」や2012年に買収した「Instagram」といったSNSだが、今回の社名変更により、VR(仮想現実)やAR(拡張現実)などを組み合わせたメタバースの構築に注力する姿勢を鮮明にした。

 フェイスブックを巡っては、同社の企業体質などに対して批判の声が高まっていた。13歳未満を対象にしたInstagramの開発構想が明らかになり、米消費者保護団体などから批判を招いたほか、元社員が持ち出した大量の内部文書を基に、米メディアが同社の企業体質や管理体制の不備を指摘していた。