スタディストは2020年11月18日、小売りチェーン店が販売促進のために実施する陳列の実施状況を管理するSaaS(ソフトウエア・アズ・ア・サービス)「Hansoku Cloud」を発表した。2020年11月24日から提供する。料金は1店舗あたり月額5000円(税別、以下同)からで、別途初期費用が50万円かかる。

 Hansoku Cloudを利用すると、スタディストが手掛けるマニュアル作成SaaS「Teachme Biz」で作成した商品陳列の作業指示書を各店舗へ配信できる。担当者は指定の手順書を見ながら陳列し、タブレットなどで売り場を撮影。その写真をHansoku Cloudに登録して本部へ完了報告する。本部はHansoku Cloudを確認することで、店舗ごとの陳列の完了状況を把握できる。

 開発の背景には、小売りチェーン店における販売促進を目的とした陳列の実施割合(店頭実現率)の低さがある。店頭実現率の正確な把握は難しく、把握できた場合でも70%前後の水準にとどまり、30%前後の店舗では商品販売の機会損失が発生していたという。スタディストは、Hansoku Cloudの利用により小売りチェーンの店頭実現率を高められれば、導入店舗の売り上げ増や確認コストの軽減につながるとしており、2022年2月28日までに7000店舗への導入を目指す。