Dropbox Japanは2019年11月5日、クラウドストレージサービス「Dropbox(ドロップボックス)」の新機能に関する説明会を開いた。五十嵐光喜社長は「昨今のオフィス業務では、以前に比べて社内外の多くの情報を扱いながら仕事を進めるケースが多い。本来の業務より、情報を探したり他人と連携したりする作業に時間を取られるようになっている」と指摘。「Dropboxの新機能を使えば、情報を自動的に整理でき、本来業務により集中できるようになる」と訴えた。

Dropbox Japanの五十嵐光喜社長
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 同日から法人・個人の全ユーザーに対して新機能「Dropbox Transfer」の提供を始めた。従来の「共有リンク」機能を補完し、最大100ギガバイトの大容量ファイルを転送できる機能である。従来の共有リンクでも相手とファイルを共有できるが、提案書のプレゼンテーションファイルを顧客と共有するような用途では、顧客ごとにフォルダーを作るなどの手間がかかっていた。新機能を使えば、数クリックの操作で簡単にファイルを送信できるという。複数の顧客向けに提案書の内容を編集してから送るような用途に適している。

Dropboxの新しいユーザーインターフェース「Dropbox Spaces」の画面。情報の整理を自動化
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 2019年9月に提供を始めた新しいユーザーインターフェース「Dropbox Spaces」についても説明した。AI(人工知能)技術を使い、本人が頻繁にアクセスしたり、本人はアクセスしていないが共有している他のメンバーが頻繁にアクセスしたりしているフォルダーを優先的に表示する。タスクリストなども1つの画面にまとめて表示し、作業をスムーズに進められるように支援する。