富士通は2020年12月8日、米スタートアップ企業ブイコグニションテクノロジーズ(Vcognition Technologies)と協業し、同社が手掛けるレジ無し店舗ソリューション「Zippin」を2021年3月までに販売開始すると発表した。Zippinの総代理店を務めるのは富士通が初めてという。

 Zippinは店内に設置したカメラや重量センサー付きの商品棚を使うことで、誰がどの商品をカゴに入れたかを瞬時に判別でき、レジ不要で会計ができるソリューション。米国やロシア、ブラジルなどに導入実績を持ち、日本では2020年2月にローソンが実証実験で開いた無人店舗に採用されている。富士通はZippinの技術に自社の生体認証サービスなどを加えて小売業向けに販売する方針だ。

 提供価格は店舗面積や商品数、来店数によって変動するが、30~40平方メートルの狭小店舗の場合で初期費用1000万~1500万円、月額数十万円を予定する。富士通は2023年度までに同ソリューションを100店舗へ導入することを目指す。