サイバーエージェントなどは2020年12月10日、小売業の実店舗のデジタルトランスフォーメーション(DX)をコンサルテーションから実装まで支援するサービスを同日から開始すると発表した。過去の購買データなどを活用し、店舗で表示する価格設定やクーポン配信、広告の最適化を行う。

 新サービス「カカクのカガク」では、小売りの実店舗を対象として、店舗集客や店内販促施策のコンサルテーションから、購買データなどの分析・予測に基づく最適なクーポン配信や価格調整を行う。さらに、その実店舗への実装として、ビーコンやデジタルサイネージを設置するなどして、販促効果の最大化を進める。店舗は、スーパーマーケットやドラッグストアといった、クーポンアプリを活用している店舗などを想定している。

店舗DX支援サービスのイメージ
出所:サイバーエージェント
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 店舗での過去データの分析と最適なクーポン配信や価格調整の予測は、経済学者で米イェール大学の成田悠輔助教授が7月に設立したスタートアップの半熟仮想(東京・杉並)が担当する。サイバーと半熟仮想は2020年8月に業務提携を発表、今回のサービスはその共同事業の第1弾となる。