ケーブルテレビ業界向けに業界統一の無線コアなどを提供するグレープ・ワンは2020年12月11日、ローカル5Gサービスの商用提供を同日に開始したと発表した。

 グレープ・ワンは、地域ワイヤレスジャパンを通じてケーブルテレビ事業者にサービスを提供する。12月11日に開始したのは、ミリ波帯を利用したケーブルテレビ局によるローカル5Gサービスが対象。同日時点でグレープ・ワンがローカル5Gサービスを提供する事業者は、秋田ケーブルテレビ(本社:秋田市)、愛媛CATV(本社:松山市)、ケーブルテレビ(本社:栃木県栃木市)、ジュピターテレコム(本社:東京都千代田区)、ZTV(本社:津市)、となみ衛星通信テレビ(本社:富山県南砺市)の6事業者。

 グレープ・ワンは、2020年12月中にも制度化予定の4.7GHz帯(サブ6帯)を利用したローカル5Gサービスについても、2021年3月の商用提供開始を予定する。

 このほかグレープ・ワンは2020年12月2日に、「特定高度情報通信技術活用システムの開発供給及び導入の促進に関する法律」に基づく開発供給計画認定の申請をノキアソリューションズ&ネットワークスと共同で行い、同日に経済産業大臣および総務大臣より認定を受けたことを発表している。ローカル5Gシステム開発供給事業者としては全国初の認定となる。

 認定されたグレープ・ワンが提供するローカル5G設備を2022年3月末までに導入した事業者は、導入計画認定など一定の要件を満たすことで、当該ローカル5 G設備の取得価額の15%に当たる額の法人税額控除といった特例措置を受けることが可能となる。