製品/ベンダー動向、市場動向など、IT関連の製品・サービス選択に役立つニュースを紹介していきます。バックナンバーはこちらをご覧ください。
ニュース
目次
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NTTとNEC、通信機器のサプライチェーンリスクに対応した新技術
NTTとNECは2021年10月27日、情報通信インフラを構成する通信機器やシステムに対するセキュリティー対策技術を開発したと発表した。通信機器の製造から出荷、導入、運用までのサプライチェーンにおいてソフトウエア構成を継続的に可視化し、マルウエア混入などのリスクを低減することを目指す。
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デジタル庁のガバメントクラウド先行事業にAWSとGCP、開始遅れを取り戻せるか
デジタル庁は2021年10月26日、地方自治体や中央官庁が共同利用する「ガバメントクラウド」の先行事業にあたり利用する対象クラウドサービスを発表した。米アマゾン・ウェブ・サービスの「AWS」と米グーグルの「GCP」が採択された。
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DNPが組み合わせ最適化問題をPC上で高速に解くソフトウエア、従来の10倍速く
大日本印刷(DNP)は2021年10月26日、組み合わせ最適化問題を高速で解くソフトウエアを開発したと発表した。従来手法と比べて約10倍の速さで計算したという。工場の生産計画や人員計画、物流経路の最適化などでの利用に向けてまずは自社内で活用し、2022年度内に販売する計画だ。
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NTTドコモがNTTコムとコムウェアを子会社に、2025年度に法人売上高2兆円目指す
NTTドコモは2021年10月25日、NTTコミュニケーションズ(NTTコム)とNTTコムウェアを2022年1月1日付でNTTドコモの子会社にすると発表した。2020年度に約1兆6000億円の法人売上高を2025年度に2兆円に引き上げることを目指す。
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業務部門の非IT人材をデータサイエンティストに、NECが育成研修サービス
NECは2021年10月22日、データサイエンティストを育成する研修「DX人材育成サービス」を開始すると発表した。業務部門に所属する人材でもAI(人工知能)を活用したデータ分析が一通りできるようになるとうたい、顧客企業に提案する。
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テレシーがCMerTVと提携、3つのデジタルサイネージへの広告配信を可能に
CARTA HOLDINGSのグループ会社で運用型テレビCMプラットフォーム「テレシー」を電通と共同で運営するテレシーは2021年10月21日、CMerTVと提携し、3種類のデジタルサイネージメディアの取り扱いを開始したと発表した。
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クラウドファンディングで個人によるマス広告を可能に、電通らが新サービス
電通は2021年10月20日、クラウドファンディング・プラットフォームを運営するMotion Galleryと共同で、クラウドファンディングを活用した広告サービスプラットフォーム「AD MISSON(アドミッション)」の提供を同日に開始すると発表した。
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米エクイニクスが大阪に新たなデータセンター、関西圏での投資拡大に対応
データセンター大手の米Equinixは2021年10月20日、大阪に新たなデータセンター「OS3」を開設したと発表した。初期投資額は5500万ドル(約62億円)。近年、大阪に米Amazon Web Services(AWS)などのクラウド大手が進出しており、関西圏への投資が拡大すると見込む。
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音声認識やカメラ機能を大幅に向上する「Tensor」搭載のスマホPixel 6登場
米Google(グーグル)は2021年10月19日(現地時間)、Androidスマートフォンの新製品「Pixel 6」と「Pixel 6 Pro」の詳細を発表した。日本では10月28日に発売する。8月に概要を発表していたが、詳細な仕様や発売日を明らかにしたのは初めて。
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NTTコムがIoT通信サービスに「上り特価プラン」追加、上り最大500ギガのプランも
NTTコミュニケーションズは2021年10月18日、IoT(インターネット・オブ・シングズ)機器向けのモバイルデータ通信サービス「IoT Connect Mobile Type S」に、IoT機器から大量データを収集する用途に向く新料金プラン「上り特価プラン」を追加すると発表した。
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ノートンが情報漏洩対策ソフトにSNS乗っ取り防止機能を追加、カジサック氏も登壇
サイバー対策ソフトを手がける米ノートンライフロック日本法人は2021年10月13日、個人情報漏洩の対策ソフト「ノートンIDアドバイザー」に、SNSアカウントを乗っ取る攻撃から利用者を守る機能を追加したと発表した。なりすましが疑われるログインを検出すると警告する機能などで安全性を高める。
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富士通がグローバル研究開発体制を強化、インドとイスラエルに拠点設立
富士通は2021年10月12日、報道機関・投資家向けに「2021年度研究開発戦略説明会」を開いた。グローバルでの研究開発体制を強化するため、新たにインドとイスラエルに拠点を設けると明らかにした。
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カインズが印最大手TCSと共同で開発拠点、24年にエンジニア部隊を430人体制に
ホームセンター大手のカインズがインドIT最大手タタ・コンサルタンシー・サービシズ(TCS)と提携し、インドのTCS敷地内に専用の開発拠点を立ち上げたことが、日経クロステックの取材で分かった。TCS所属のエンジニアをカインズ専任の開発部隊として抱え、システム開発の内製に生かす考えだ。
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日立、SAP HANAクラウドサービスのGoogle Cloud版を販売開始
日立製作所は2021年10月6日、「SAP HANAクラウドサービス」のGoogle Cloud版を販売開始した。インメモリーデータベース「SAP HANA」の環境構築から運用管理までをGoogle Cloud上で支援するサービスである。従来は同社のデータセンターで提供してきた。
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Windows 11がリリース開始、Windows 10からのアップグレードは段階的に対応
米マイクロソフトは2021年10月5日(日本時間)、同社が提供するOSシリーズである「Windows 11」のリリースを同日開始したと発表した。同OSの入手方法はWindows 10を搭載した端末を無償でアップグレードするか、Windows 11を搭載した端末を購入するかの2つだ。
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オラクルが認定試験を期間限定で無償提供、「人材育成の課題解決に貢献」
日本オラクルは2021年10月1日、同社の定例説明会において、米Oracleが年内に同社の認定試験であるOCI認定試験を日本国内向けに期間限定で無償提供すると説明した。対象となる試験は「Oracle Cloud Infrastructure 2021 Architect Associate」など1…
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音声SNS「Clubhouse」の日本版が2021年中にリリースへ
音声SNS(交流サイト)の「Clubhouse(クラブハウス)」を運営するClubhouseは2021年9月30日、日本で初めてとなる記者会見を開催。2021年中にアプリ内の表示やカスタマーサービスなど全面的に日本語に対応した「日本版Clubhouse」のリリースについて正式発表するとした。
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日立が1兆円で買収した米GlobalLogic、日本市場に参入へ
日立製作所は2021年9月28日、同社が約1兆円で買収した米GlobalLogic(グローバルロジック)が日本市場に参入すると発表した。日立が2021年4月に都内に開設した協創拠点「Lumada Innovation Hub Tokyo(LIHT)」が日本市場におけるグローバルロジックの窓口の役割…
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企業がDXに投じる平均予算は年4.8億円、パーソルグループが実態調査
パーソルグループのパーソルプロセス&テクノロジーは2021年9月28日、「社内におけるDX推進に関する実態調査」の結果を発表した。この中で同社は、DX(デジタルトランスフォーメーション)を推進している企業が今期1年間に確保しているDX予算は平均4億8891万円だったと明らかにした。
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西京銀行が日本ユニシスのクラウド勘定系を採用、富士通からのリプレース
山口県の西京銀行は2021年9月24日、日本ユニシスのオープン勘定系パッケージ「BankVision」を採用すると発表した。勘定系システムのシステム基盤には「Microsoft Azure」を採用する。地銀が既存の勘定系システムをパブリッククラウドに移行させるケースは北国銀行に次いで2行目となる。