事業企画がうまくいかないのは、デジタル活用スキルが足りないから――。

 デジタルトランスフォーメーション(DX)に各企業が積極的に取り組む中で、事業企画担当者にもデジタル活用スキルを身につけることが求められている。だが、デジタル活用スキルを身につければ、新事業創出、ビジネスモデル変革、業務の高度化、顧客への新しい価値の提供といった事業企画部門の業務はうまくいくのだろうか。

 事業企画において、今どのようなスキルが本当に必要とされているのか。事業企画を推進する上での課題は何か。企画を立案する上で企業風土はどの程度影響があるか。これらについて日経BPと日経BPコンサルティングで調査を行った。

 今回実施した調査は、従業員規模300人以上の企業に勤め、かつ経営・経営企画系や調査/マーケティング、知財/渉外、企画/研究/開発/設計、情報システム部門に所属するビジネスパーソンを対象としたもの。企業に従事する立場から、企業における事業企画の実態を明らかにしようとしたものである。有効回収数は533件。本調査は2019年10月に実施した。

 なお、本記事は2019年12月に日経クロステックで公開した「もうかる会社ともうからない会社、事業企画の実態調査に表れた決定的な違い」に加筆し、再構成したものである。

必要とされるスキルは「情報分析力」

 「事業企画」という役割は各部門に存在している。本調査では各部門別に「事業企画業務」を推進するにあたり、現状不足しているスキルを質問した。