米アップルの子会社でデータベース開発ソフト「FileMaker」を提供する米ファイルメーカーが、2019年8月に社名をクラリス インターナショナル(Claris International、以下「クラリス」と表記)に変更した。日本でのカンファレンスに来日したCEO(最高経営責任者)のブラッド・フライターグ(Brad Freitag)氏とプロダクトマネジメント&デザイン担当バイスプレジデントのシュリニ・グラプ(Srini Gurrapu)氏、日本法人クラリス・ジャパンのNorth Asia Sales Directorの日比野 暢氏に、「Claris Connet」や「Claris Next Gen」などの新製品の狙いと、新生クラリスの戦略を聞いた。

(聞き手は松本 敏明=日経 xTECH Active)

クラリス インターナショナルCEO(最高経営責任者)のブラッド・フライターグ(Brad Freitag)氏
日本法人のクラリス・ジャパン社長も兼ねる
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21年ぶりに社名を「クラリス」ブランドに戻したが、なぜ「ファイルメーカー」のままではいけなかったのか。

フライターグ:新たな製品・サービスを立ち上げようとしている中で、社名が一製品に特化したイメージがある「ファイルメーカー」のままでは、狭い範囲を扱うように捉えられかねないと考えたからだ。

 私たちは、FileMakerアプリケーションの開発者と企業内にいる市民開発者(Citizen Developer)、そしてプロのアプリケーション開発者を「問題解決者」と呼んでいる。クラリスでは、この問題解決者を満足させるための製品・サービスをラインアップした。

カンファレンスの基調講演で第二のプロダクトとして、複数のサービスをつなぐ「Claris Connect」を紹介していた(図)。新生クラリスとして、なぜClaris FileMakerの次がClaris Connectなのか。

カンファレンスで公開したクラリスの4製品
(提供:クラリス・ジャパン)
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フライターグ:FileMakerで作ったアプリケーションは外部のサービスと連携できたが、そのためにはスクリプトの理解などが必要で、プロ開発者並みの知識が必要だった。新しい技術を取り入れることで、市民開発者でもこうした連携ができるようにした。

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