米GEが1980年代後半に全社規模で導入した「ワークアウト(Work-Out)」の解説は7回目を迎えた。今回は前回決めた行動計画を基にしたスポンサーへの解決策提案を解説する予定だったが、これを変更して、行動計画を決める前にある合意形成の具体的な進め方を解説することにした。

 というのも前回の記事の読者から、「グループワークでの合意形成から行動計画を導く流れをもう少し分かりやすく見たい」という意見をもらったからだ。

(出所:123RF)

 前回の記事では、「ペイ・オフ・マトリックス」の「すぐにやる」エリアには「ゴールの共有」と「挨拶」の2つが入っていた。ここから合意形成を図り、行動計画を立案するわけだ。

 ところが合意形成の議論をするうちに、「ゴールの共有」よりも「挨拶」に多くの気づきと価値のあるアウトプットが生まれてきた。そこで「挨拶」に関わる合意形成の議論から、「行動計画立案」に結びつくまでの過程を振り返ることにした。

 まずメンバーから、「挨拶」という行動によって「チームの力を結集して結果を出す」ことが可能なのかについて、具体的なアイデアをオンラインで出し合ってもらった。こうしてそろった30枚の付箋をベースに合意形成を図り、その後に「自分たちが実行する行動計画」を考えることにした(図1)。

図1●「挨拶」によって「チームの力を結集して結果を出す」ための30枚のアイデア
オンラインワークアウトツールで集約した(以下同じ)
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 ここから先のグループワークも前回と同様に、全員が別の場所から参加するオンライン形式で実施している。そして今回のグループワークには、メンバーとして筆者も参加した。

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