ガートナー ジャパンの現役アナリストが、日経 xTECH Active読者のために、先端ITトレンドの活用のポイントを解説する。
これを読むだけで、各テーマの最新動向と留意点を把握できるはずだ。ぜひ、自社のIT製品導入に役立てて欲しい。
旧連載、ガートナー直伝!IT導入ワンポイントアドバイスへのリンクはこちら
ガートナー ジャパンの現役アナリストが、日経 xTECH Active読者のために、先端ITトレンドの活用のポイントを解説する。
これを読むだけで、各テーマの最新動向と留意点を把握できるはずだ。ぜひ、自社のIT製品導入に役立てて欲しい。
旧連載、ガートナー直伝!IT導入ワンポイントアドバイスへのリンクはこちら
コンテナは、クラウド・ネイティブなインフラを実現するための新しい仮想化の技術である。マイクロサービスやアジャイル手法などによりモダンアプリケーションを開発する場面で、利用する例が増えている。
ガートナー ジャパンは2020年9月に発表した「日本における未来志向型インフラ・テクノロジーのハイプ・サイクル *1:2020年」で、RPA(Robotic Process Automation)が「幻滅期の底を打って本格的な普及を目指し始めて」いると指摘した。新型コロナウイルスの感染拡大がさまざ…
2020年は新型コロナウイルス感染症の感染拡大を受けて、リモートやオンラインでの業務スタイルが浸透した。顧客関係管理(CRM)の分野でも、業務改革とデジタルテクノロジーの導入ニーズが高まった。
2020年6月、「個人情報の保護に関する法律等の一部を改正する法律」(個人情報保護法)の改正が公布された。公布から2年以内に施行される改正法のポイントは、プライバシーの観点での規定が充実するところにある。
欧州SAPは2020年2月、ERP(統合基幹業務システム)パッケージ「SAP ERP」の標準保守期限を、2025年から2027年に延長すると発表した。ユーザー企業は、SAP ERPの後継製品である「SAP S/4HANA」への移行検討に充てられる時間が延びたことになる。これまでいわれてきた「SAP…
新型コロナウイルス感染症の予防策として、企業がテレワークの導入を進めている。併せて従業員同士や顧客、パートナーとのコラボレーションに使うツールが一気に普及した。チャットやファイル共有、アプリ共有などの機能を持ち、業務に必要なコミュニケーションを円滑にするツールだ。従来のメールとファイルサーバー中心…
新型コロナウイルスの感染拡大に伴う混乱に見舞われた2020年春、多くの組織が従業員の在宅勤務などテレワークの導入・推進に乗り出した。オフィス外から業務に必要なアプリケーションやデータにアクセスする機会が増えたことで、改めてネットワークのセキュリティに敏感になっている。
エッジ・コンピューティングでは、データが生成され活用される現場(エッジ)にコンピューティング資源を配備し、中央側のクラウドやデータセンターと連携しつつ、処理をエッジ側で実行する。
国内企業のアプリケーションの運用と保守にかかる支出について、ガートナーは2020年から2023年にかけて年平均2.7%で増加すると予測している。IT予算の全体額を増やすことが難しい現状では、企業は既存システムの運用や保守にかかる費用にもメスを入れなくてはならなくなる。
ガートナー ジャパンは、2019年11月に「日本におけるCRMのハイプ・サイクル」の最新版を発表した。2019年は、顧客の体験(カスタマー・エクスペリエンス)を重視する製品・サービスが注目を呼んだ。
米国や韓国でサービスが始まった第5世代移動体通信(5G)について、国内通信事業者は2020年に商用サービスを開始する予定としている。5Gはあらゆる企業のデジタル変革を加速させ、成長に導く重要な技術であることを意識しておく必要がある。
ユーザー企業が相次いで導入を始めているRPA(Robotic Process Automation)には「光」もあれば「影」もある。「働き方改革への貢献」や「大きなコスト削減効果」などへの期待がある一方で、「利用者の利便性とガバナンスの両立」「ロボットがよく止まる」など導入後に顕在化したリスクに直…
企業はデジタル化の進展に伴い、自社にとっての「ITコスト最適化」を考える必要がある。これは経済が停滞しているときだけに実施するものではない。ガートナーは企業のCIO(最高情報責任者)が効果的にITコストを最適化できるよう、「TGRモデル」と「TIMEフレームワーク」と呼ぶ二つの手法を提唱している。
ビジネス環境が目まぐるしく変化する中、セキュリティー担当者は常に次の一手を求められる。デジタルトランスフォーメーションの推進が求められる今こそ、「あなたがセキュリティーで守っているのは何か」という根本的な問いをしてほしい。
「2022年末まで、臨機応変なデータ分析を行う上で最も利用される分析ツールはExcelであり続ける」――。ガートナー ジャパンは、2019年2月にこうした仮説を発表した。エンタプライズ・アプリケーションのアジリティ(俊敏性)の向上に関わる展望の一つとして挙げたものだ。
クラウドの拡大とともに、新しい仮想化技術として米国で採用が広がる「コンテナ」と「サーバレス」。IT部門のインフラ/運用の視点に加え、クラウド・ネイティブ型のアプリ開発の視点でその特性を理解することが重要になる。日本企業はこれらの技術に関連するベンダーやコミュニティーの動向を注視し、適正な採用戦略を…
ERP(統合基幹業務システム)は、複数のソフトウエア機能をまとめて提供する「スイート」の時代を終え、「ポストモダンERP」時代を迎えている。ポストモダンERPとは、「全部入り」のスイートをいったん分解し、適材適所でクラウドとオンプレミスを組み合わせて使ったり、場合によってはオールクラウドで使ったり…
数年前からのマーケティングオートメーション(MA)の導入が一巡した後、企業のマーケティングと営業の現場では、営業担当者を支援する機能の多様化が始まっている。商材の売り方が複雑化し、ユーザーから利用した対価を徴収する「サブスクリプションモデル」が広がる中、営業担当者は従来にはないスキルを求められてい…
もはや、ワークスタイル変革はその社会的な意義を議論する必要はなく、必然のものとなっている。変革の方法は様々だが、テクノロジーの力を使うことでユーザーの働き方を変え、ビジネス成長を目指す。
2020年のMicrosoftのOffice 2016や2025年のSAP Business Suite 7のサポート切れが見えている中、残された時間で企業はどのように契約交渉を進めて、自社に最適な契約を勝ち取っていくのか。効果のある情報を手に入れ、メガベンダーとの交渉を有利に進められる手段を考え…