「時間が足りない」。その悩みを解消する方法の1つが「タイムマネジメント」だ。本特集では日経NETWORKの過去記事を再編集。時間を管理するポイントを全6回で解説する。

 この特集では、エンジニアのための「タイムマネジメント」の手法を紹介していきます。

 タイムマネジメントは簡単にいうと、「時間の使い方を計画し、その計画を実行していくこと」です。現在は、仕事が忙しくて時間が足りない人が増えたせいか、このタイムマネジメントに対する関心が高まっています。

 ところがエンジニアには、このタイムマネジメントを毛嫌いする人が少なくありません。その理由は、「細かいスケジュールがあってもどうせ計画通りになんて進まない」「スケジュールに縛られると融通が利かなくて困る」「計画なんて立てても結局ムダになる」といったところです。心当たりありませんか?

 私も以前エンジニアの仕事をしていましたが、タイムマネジメントに対しては同様に感じていました。タイムマネジメントなんて窮屈だし、手間がかかる割に仕事の役に立たないと考えていました。

タイムマネジメントのマイナスイメージ

 私がそういう印象を持っていたのも、今考えれば無理もありません。当時の私はタイムマネジメントを、「事前にタイムスケジュールを立てて」「そのスケジュールに沿って行動する」こと、つまり「時間割」のようなイメージでとらえていたからです。これでは確かに窮屈です。

 しかし、タイムマネジメントをもう少し柔軟に「頭を整理すること」ととらえると、違ってきます。日々忙しくいろいろな仕事をこなすエンジニアは、「あれもやらなきゃ」「これもやらなくては」と、たくさんの仕事に追われがち。そうした仕事を頭で覚えておくこと自体、気付かないうちに負担になっています。

 タイムマネジメントを、自分の記憶をうまくサポートする仕組みとして活用すると、仕事のミスが少なくなるとともに安心感が生まれ、仕事の能率も格段に向上します。

 「頭を整理する」「記憶をサポートする」というのはあまりピンとこないかもしれませんので、ここでちょっとしたゲームで試してみましょう。

短期記憶だけに頼るのは危険

 まず、下の図を30秒間眺めて、何があるかを記憶してみてください。見終わったら、いったん目を閉じてから、次ページの図と指示を読んでみてください。

30秒でここにあるものを覚えましょう
[画像のクリックで拡大表示]

(では、試してみてください)

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