「時間が足りない」。その悩みを解消する方法の1つが「タイムマネジメント」だ。本特集では日経NETWORKの過去記事を再編集。時間を管理するポイントを全6回で解説する。

 この特集で紹介しているタイムマネジメントは、自分の仕事を整理するための手法です。このタイムマネジメントでは、何週間も前から予定していた仕事も、数日前に決まった仕事も、基本的に同じ扱いをします。

 一方で、先を読んで計画していくためには、長期的な視点で仕事を整理することも有効です。短期と長期、両方をうまく組み合わせるのが理想というわけです。しかし、忙しいなかではどうしても短期的な視点を重視しがちになるものです。

 そこで今回は、長期的なスケジュールの整理法を紹介していきましょう。

 エンジニアには様々なスパンの仕事がありますが、そのなかで長期的なものの代表が「プロジェクト」でしょう。

 例えばネットワークやシステムの導入や更新など、数週間あるいはそれ以上かかるプロジェクトを手掛けることもあると思います。このプロジェクトはエンジニアにとって悩みの種になりがちです。

 1人のエンジニアが関与するプロジェクトは、必ずしも1つとは限りません。同時期に複数のプロジェクトを並行して進めていくこともあります。しかも、プロジェクトは計画通りに進まなかったり、途中でスケジュールが変更されたりすることもあります。

 このように複数のプロジェクトが並行して進み、スケジュールが途中で変更されるといった状況では、自分のスケジュールを見失いがちになります。

「工程表」では対応しきれない問題

 プロジェクトの実行スケジュールは工程表で表されることが多いですし、みなさんも工程表を使用すると思います。この工程表はもともと、プロジェクト全体を計画し、管理するためのものです。

 プロジェクトを統括する立場にある人にとって工程表は必要不可欠ですが、自分の仕事を管理するという意味では、あまり使い勝手のよいものではありません。

 特に、複数のプロジェクトに関与していると工程表も複数になり、自分がいつ、どんな仕事を行う予定なのかが一目で確認しづらくなります。

 例えば、あるプロジェクトのスケジュールが変更になり、自分の工程の着手時期が変わる場合、ほかのプロジェクトの業務と重なっていないかを確認する必要があります。

 しかし、複数の工程表を照らし合わせてチェックするのは煩わしいもの。むしろ工程表とは別の形で、自分自身の「長期スケジュール」をまとめておくのがお勧めです。

自分自身の長期スケジュールを持つ
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