「時間が足りない」。その悩みを解消する方法の1つが「タイムマネジメント」だ。本特集では日経NETWORKの過去記事を再編集。時間を管理するポイントを全6回で解説する。

 「じっくり考えなければいけない仕事があるのに、その時間が取れない」──。忙しいエンジニアには、そう悩む人が少なくありません。そもそも日々忙しく動いているエンジニアは時間が「細切れ」になりやすく、「まとまった時間」や「考える時間」が欲しいと感じる人が多いのです。

 しかし、その「まとまった時間」が取れないうちに、仕事の納期が迫ってくるというのもよくある話。そこで、まとまった時間を作ろうとするだけでなく、「細切れ時間(スキマ時間)」を有効に活用することも必要になってきます。

 本特集の最終回では、その「細切れ時間」をより活用するための方法を紹介したいと思います。

「細切れ時間」と「整理」の関係

 実は筆者自身がエンジニアをしていた頃も、「細切れ時間」をうまく活用できなくて困っていたことがありました。その状況を改善するのに役立ったのは、資料やファイルを「整理」する習慣です。

 エンジニアには「整理が苦手」という人が意外に多いようです。筆者自身もそうです。しかし、特に細切れ時間しか取れない人は、この「整理」の良しあしが仕事の効率に大きく影響します。

 私たちが普段行う仕事は、3つのステップに分けられます。

 最初は「準備」のステップ。必要な書類やファイルなどを取り出します。

 次に「作業」のステップがあり、ここで考えたり作業したりします。

 最後が「片付け」のステップです。この3つの中で実際に仕事が進むのは「作業」のステップ。つまり「細切れ時間」で仕事をする場合、「準備」が短ければ早く仕事を終えられるので、「効率化して生まれた余裕」の時間ができます。

「整理」が細切れ時間の活用につながる
[画像のクリックで拡大表示]

 逆に、「準備」のステップが長いと「作業」の時間が少なくなってしまうわけです。そしてこの「準備」のステップを短くするためには、必要な物がすぐに取り出せるように整理されていることが必要です。整理をうまくすることで、細切れ時間が活用できるのです。

この先は日経 xTECH Active会員の登録が必要です

日経xTECH Activeは、IT/製造/建設各分野にかかわる企業向け製品・サービスについて、選択や導入を支援する情報サイトです。製品・サービス情報、導入事例などのコンテンツを多数掲載しています。初めてご覧になる際には、会員登録(無料)をお願いいたします。