日本の大手SIerの多くは、社内の認定資格制度を持つ。富士通は「Fujitsu Certified Professional(FCP)」、NTTデータは「プロフェッショナルCDP」、日立製作所は「日立ITプロフェッショナル認定制度」、NECは「NECプロフェッショナル認定制度(NCP)」と呼ぶ。

富士通のFujitsu Certified Professional(FCP)
[画像のクリックで拡大表示]
NTTデータのプロフェッショナルCDP(Career Development Program)
[画像のクリックで拡大表示]
日立製作所の日立ITプロフェッショナル認定制度
[画像のクリックで拡大表示]
NECのNECプロフェッショナル認定制度
[画像のクリックで拡大表示]

 4社の社内認定資格は共通点が多い。4~5段階にレベルを分け、分野ごとにITエンジニアを認定する。認定には、知識だけではなく業務経験が問われる。上位レベルになるにつれ、後進の育成や論文の対外発表などが重要視され、1年ごとに更新のための審査がある。

 共通点が多いのは経済産業省が公開しているITエンジニアの技術体系「ITSS(ITスキル標準)」に準拠しているためだ。富士通と日立は社内資格とITSSのレベルを明確に対応付けている。いわばITSSが各社の共通認識であり、ここで示した4社の図が、実態に即した「日本のITエンジニアのキャリアパス」というわけだ。

 4社の認定制度を見てみると、共通している分野は「プロジェクトマネジャー」と「ITアーキテクト」である。これが日本のITエンジニアの2大キャリアパスといえる。

この先は日経 xTECH Active会員の登録が必要です

日経xTECH Activeは、IT/製造/建設各分野にかかわる企業向け製品・サービスについて、選択や導入を支援する情報サイトです。製品・サービス情報、導入事例などのコンテンツを多数掲載しています。初めてご覧になる際には、会員登録(無料)をお願いいたします。