
〈写真:Getty Images〉
AI(人工知能)やクラウドなど次々と新しい技術が登場するIT業界。「このままではいけない」と危機感を募らせているITエンジニアは少なくない。「デジタル人材しか生き残れない」「運用エンジニアはもう不要」「スペシャリストでは不足」など、まことしやかに言われているキャリア形成の常識を検証する。
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AI(人工知能)やクラウドなど次々と新しい技術が登場するIT業界。「このままではいけない」と危機感を募らせているITエンジニアは少なくない。「デジタル人材しか生き残れない」「運用エンジニアはもう不要」「スペシャリストでは不足」など、まことしやかに言われているキャリア形成の常識を検証する。
国内のITエンジニアのキャリアパスを確認するには、大手SIer社内認定資格制度が参考になる。
求められるITエンジニア像が変わりつつある中で、自身のキャリアをどう再考するか――。当然だが、1人ひとりが自ら考え抜かなければならない。
今回検証するのは「フルスタックエンジニアを目指すべき」という定説だ。数年前からネット企業を中心にフルスタックエンジニアが必要と言われてきた。
業務システムのITインフラがクラウドに移行するにつれ、人手で行う運用作業が少なくなっている。運用エンジニアは不要になるのだろうか。運用エンジニアのキャリアを再考する。
ITエンジニアとしてどう生きていくべきか。昨今よく言われているITエンジニアにまつわる常識について検証する。「今後はデジタル化を担うエンジニアが求められる」という常識を取り上げる。基幹系システムに代表される、業務系システムの構築を手掛けてきたITエンジニアがキャリアを再考する参考にしてほしい。