LANケーブルや光ファイバーケーブルは正しく扱わないと、ループ接続や通信障害、不正アクセスなどのトラブルを引き起こす。ループ接続を未然に防ぐにはケーブルに識別用のラベルを付けるラベリングや、ケーブルを束ねてまとめる整線が重要だ。通信障害や不正アクセスには丁寧なケーブルの取り扱いやセキュリティー対策が効く。通信ケーブルをすっきり整理して、トラブルを未然に防ごう。

 LANケーブルや光ファイバーケーブルを絡まったスパゲティ状にしたままだと、作業がしづらくなったり、誤って抜いてしまって障害の原因になったりする。そこで、ケーブルを束ねて整える「整線」が重要になる。

締め付けるタイプは非推奨

 LANケーブルを束ねる器具は「ケーブルタイ」と呼ばれる。

 かつては幅が細くて余長を切断するタイプのケーブルタイがよく使われていた。「結束バンド」ともいう。10年以上前の本誌の記事でも、整線用に結束バンドを紹介していた。だが、現在では推奨されていない。というのも、LANケーブルを強く締め過ぎるとケーブル内部の構造物を壊したり、心線のよりを潰したりする恐れがあるからだ。こうなるとLANケーブルの特性(インピーダンス)が変化し、信号の減衰が大きくなって通信に支障が出る。

以前はよく使われていたケーブルタイ
(出所:ヘラマンタイトン)
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