LANケーブルや光ファイバーケーブルを正しく扱わないと、ループ接続や通信障害、不正アクセスなどのトラブルを引き起こす。ループ接続を未然に防ぐにはケーブルに識別用のラベルを付けるラベリングや、ケーブルを束ねてまとめる整線が重要だ。通信障害や不正アクセスには丁寧なケーブルの取り扱いやセキュリティー対策が効く。通信ケーブルをすっきり整理して、トラブルを未然に防ごう。

 LANケーブルを無造作にはわせていると、椅子や人の足で踏みつけてしまい、特性が変わって速度が出なくなったり、断線して交換する羽目になったりする。そうした事態を防ぐには、LANケーブルを保護する必要がある。

 よくあるのは配線モールでカバーして保護する方法だ。ここではそれ以外の方法を紹介したい。

チューブ状の保護材でまとめる

 オフィスの島(複数の机を寄せた仕事スペース)で、机の下にLANケーブルが乱雑に垂れ下がっていることがある。踏みつけて断線させる恐れがあるばかりか、オフィスの美観が損なわれる。

 こうした場合に役立つのがチューブ状の保護材だ。LANケーブルを保護するだけでなく、複数のケーブルを束ねて整理する「ケーブルタイ」の役割も果たす。太さが何種類かあり、束ねる本数に合わせて購入できる。

チューブ状のケーブル保護材
(出所:パンドウイットコーポレーション日本支社)
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 チューブ状の保護材は、データセンターなどでも活躍する。特に光ファイバーケーブルは細くて切れやすく、ラックの角に当たるような場合には注意が必要となる。こうしたケースでは、ケーブルを1本ずつカバーする保護材が有用だ。専用の工具を使えば楽に通せる。

光ファイバー用の保護材
(出所:ヘラマンタイトン)
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