終わりが見えない会議の原因は、スバリ「板書」をしていないからだ。本特集では日経SYSTEMSの過去記事を再編集。意見がサクサクとまとまる5つの板書術を習得しよう。

 会議の終盤になると有力な案が複数残り、参加者の間で意見が割れてしまうことがある。各案の中間を取っても良い解決策になるとも思えない。こんな状況を打開するにはどうすればいいだろうか。

 コンサルティング会社に所属するHさんは、各案が良いと思える理由を「見える化」することを提案する。

参加者の間で意見が割れてしまう会議

 案の良しあしを決める際には、「コストが安い」「納期が短い」といった判断軸が存在する。こうした判断軸が会議の参加者の間で一致していないと対立が起こりやすい、とHさんは指摘する。判断軸が一致しないときは、会議の参加者が重視する判断軸がずれているか、まだ明らかになっていない事実が残っていることが多い。

 そこで、それぞれの案を推す判断軸を書き出して共有する。判断軸で表を書くと、各参加者の判断軸や新たな事実が見えてきて、対立解消につながりやすくなる。

 これにより参加者は、各案を推すメンバーが何を理由にそう主張しているのかを理解できる。さらに今回の議題ではどの判断軸が重要なのかを参加者同士で議論できるようになる。こうした議論が納得度の高い結論を出すのに役立つ。

判断軸で表を書き出すと、対立を解消しやすくなる
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 具体的には、各案と判断軸のマトリクスを作成する。これを実践しているのは大手SIerに勤めるIさんだ。Iさんはマトリクスの効果について、「各案の有効性を議論しやすくなる」と話す。

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