IT製品とサービスを提供するベンダーへの評価をユーザー企業の意思決定者に聞く「顧客満足度調査 2019-2020」。全28部門の中から「ITコンサルティング/上流設計関連サービス(メーカー)」と「ITコンサルティング/上流設計関連サービス(情報サービス会社)」の2部門を紹介する。

 同部門は情報システムを構築・利用するための各種コンサルティングや業務分析、要件定義、基本設計といった上流工程のサービス、および同工程のプロジェクトマネジメントなどについてユーザーの評価を聞いたものだ。その結果をメーカーと情報サービス会社に分けて集計した。

 「ITコンサルティング/上流設計関連サービス(メーカー)」部門は日本IBMが2年ぶりに首位に立った。提案力や分析力・知識といった「担当者のスキル」と「納期」への評価が特に高く、どちらも全社平均より9ポイント以上高かった。ユーザー企業が最も重視する助言や成果物に関する「サービスの品質」も全社平均を3.4ポイント上回り、総合満足度を押し上げた。

●ITコンサルティング/上流設計関連サービス(メーカー)
注)富士通は、旧富士通システムズ・イースト、富士通システムズ・ウエストを含む
[画像のクリックで拡大表示]

 富士通は前回の5位から2位に順位を上げた。前回と比べて「サービスの品質」を5.8ポイント、「コスト」を3.6ポイント改善したことが躍進を支えた。3位は前回と同じくNECだった。

 「ITコンサルティング/上流設計関連サービス(情報サービス会社)」部門は富士通エフサスが2年ぶりに首位に返り咲いた。「サービスの品質」が全社平均を8.8ポイント上回ったほか、他の項目もまんべんなく高い評価を得たことが復活を支えた。2位には前回の10位から大きく躍進したオービックがランクインした。「担当者のスキル」が全社平均を10.4ポイント上回るなど、「コスト」を除く4項目が特に高い評価を得た。3位はリコーグループ、4位は富士ゼロックスが続いた。

●ITコンサルティング/上流設計関連サービス(情報サービス会社)
注)リコーグループは、リコー、リコージャパン、リコーITソリューションズなど
NECソリューションイノベータは、旧NEC情報システムズを含む
キヤノンマーケティングジャパングループは、キヤノンマーケティングジャパン、キヤノンITソリューションズなど、旧キヤノンソフトウェアを含む
TISインテックグループは、旧ITホールディングスグループ
[画像のクリックで拡大表示]
[画像のクリックで拡大表示]