「顧客満足度調査 2019-2020」はユーザー企業の意思決定者に、IT製品とサービスを提供するベンダーへの評価を聞く調査だ。今回で24回目となる。全28部門の中から「システム開発関連サービス(メーカー)」と「システム開発関連サービス(情報サービス会社)」の2部門を紹介する。

 同部門は情報システムを構築するための、システム詳細設計やプログラム開発などのサービス、および開発工程におけるプロジェクトマネジメント力などについてユーザーの評価を聞いたものだ。調査結果をメーカーと情報サービス会社に分けて集計した。

 「システム開発関連サービス(メーカー)」部門は前回2位の日本ユニシスが3年ぶりに首位に立った。NECが2位、富士通が3位で、上位3社とも順位を1つ上げた。日本ユニシスは「納期」のほか、トラブルや問い合わせへの回答に関する「対応力」で特に高い評価を獲得。他の項目もおおむね評価が高く、総合力の高さを示した。

●システム開発関連サービス(メーカー)
注)富士通は、旧富士通システムズ・イースト、富士通システムズ・ウエストを含む
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 「システム開発関連サービス(情報サービス会社)」部門は前回9位だったNTTデータが首位に立った。「サービスの品質」「担当者のスキル」「対応力」が全社平均を5ポイント以上上回り、大幅なランクアップを果たした。「担当者のスキル」はスコア59.5から75.4に、「対応力」は前回のスコア59.5から75.8に向上した。「コスト」は全社平均を下回ったものの、前回より10ポイント以上改善した。

 2位は大塚商会、3位は富士通エフサス、4位は日立ソリューションズと続いた。大塚商会は前回から「コスト」が9.7ポイント改善したほか「担当者のスキル」も3.3ポイント向上し、4位から2位に順位を上げた。日立ソリューションズも前回から「サービスの品質」を7.3ポイント、「コスト」を9.7ポイント改善し順位を上げた。

●システム開発関連サービス(情報サービス会社)
注)リコーグループは、リコー、リコージャパン、リコーITソリューションズなど
NECソリューションイノベータは、旧NEC情報システムズを含む
TISインテックグループは、旧ITホールディングスグループ
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