アリババクラウド(Alibaba Cloud)を展開する中国アリババグループは2019年9月26日、同社にとって第6世代となる仮想マシンサービス「Elastic Compute Service(ECS)」を発表した。アーキテクチャーの見直しなどで処理性能を引き上げた。

第6世代と第5世代の仮想マシンサービスの性能比較
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 中国・杭州で9月25日に開幕したアリババクラウドの年次イベント「Apsara Computing Conference」では、MySQLを稼働させた新旧サービスのベンチマークを紹介。第6世代の優位性をアピールした。アリババグループによれば、第6世代は従来版に比べて、CPUパワーを20%向上、メモリーの遅延時間を30%削減、ストレージI/Oの遅延時間を70%削減したという。

 第6世代のECSは、同日に発表された第3世代の「X-Dragon Architecture」に基づく。ECSをはじめ、ベアメタルやコンテナといったアリババクラウドのコンピューティングサービスは今後、このアーキテクチャーベースへ移行していく。