電磁波ノイズ対策を施している

【VCCIマーク】
  • 意味
    電磁波ノイズがVCCI協会の定めた基準に適合
  • マークが付く主な機器
    パソコンやネットワーク機器、プリンター、デジタルカメラなどのIT機器全般

 VCCIマークは、電子機器を動作させると放出される妨害電波(電磁波ノイズ)が、VCCI協会で定めた基準に適合した製品に付いている。電磁波ノイズが大きいと、周囲の通信機器に悪影響を及ぼす場合がある。

 VCCI協会は、電磁波ノイズによる機器の不具合を減らすことを目的とした団体である。電子情報技術産業協会(JEITA、当時は日本電子工業振興協会と日本電子機械工業会)や情報通信ネットワーク産業協会(CIAJ、当時は通信機械工業会)などが1985年に設立した情報処理装置等電波障害自主規制協議会が前身。

 ベンダーはVCCI協会に加入し、協会に登録した設備で製品を調べて、基準を満たしたことを協会に届け出る。受理されれば、VCCIマークを付けて出荷できる。

 製品の調査では、(1)電源ケーブルに伝わる電磁波ノイズ、(2)通信ケーブルに伝わる電磁波ノイズ、(3)空気中を伝わる電磁波ノイズの3種類を測定する。それぞれの電磁波ノイズが基準値以内であれば合格となる。

 なおVCCIには、クラスAとクラスBの2段階の規格がある。クラスAはオフィスや工場など家庭以外の用途、クラスBは家庭向けの用途を想定している。クラスBのほうが基準は厳しい。