火災や感電の危険性が低い

【ULマーク】
  • 意味
    ULが策定した安全基準に適合
  • マークが付く主な機器
    パソコンやネットワーク機器、液晶ディスプレー、プリンター、スキャナーなど

 ULマークは、火災や感電などの事故を起こさないように適切な安全措置を施した製品に付けるマークである。対象は、パソコンやネットワーク機器といったIT機器に加えて、医療機器や産業用機械、自動車など多岐にわたる。

 対象となる製品の検査や試験、およびULマークの認証を行っている米ULという企業がULマークの安全基準を策定している。同社の日本法人もある。

 安全基準は製品のジャンルによって異なり、番号で管理される。IT機器の安全基準には「UL 62368-1」が使われる。ULマークを取得するときは、ULもしくはULが認定した機関で審査を行う。

 ULマークの安全基準は、ANSI(米国国家規格協会)やIEC(国際電気標準会議)で採用され、実質的に安全基準の国際標準になっている。米国はULマークの取得を義務付けていないが、多くの州が取得を義務付けている。

 国内のPSEマークに近いイメージだが、PSEマークの対象は家電製品が中心で、多くのIT機器は対象外になっている。このため、国内のIT機器でもULマークを取得する製品が多い。また経済産業省は、UL 62368-1を採用した国際規格IEC 62368-1を、電気用品の技術基準としてJISの規格(J 62368-1)に取り入れる通達を2018年7月に出している。