リサイクルが必須

【WEEE指令】
  • 意味
    埋め立てずにリサイクルすることを要求
  • マークが付く主な機器
    パソコンやネットワーク機器、プリンターなど

 ゴミ箱のアイコンに×(バツ)が付いたマークは、その製品を処分する際に埋め立てず、リサイクルするよう求めるマークだ。正式名称を「crossed out wheelie bin symbol」と呼ぶ。EUで2003年に出されたWEEE指令に基づく。

 EUでは、廃棄されたIT機器などを埋め立てていたが、環境汚染につながるとしてWEEE指令が出された。WEEE指令は廃棄された機器の有害物質を取り除き、できるだけ再資源化するよう求めている。これにより、埋め立てる量が減り、有害物質が減って環境汚染を抑えられる。

 対象となる機器は、IT機器や大型家電、照明器具など。これらは複数に分類され、それぞれにリサイクル率とリカバリー率が規定されている。ここでのリサイクルとは、主に再資源化を指す。

 一方のリカバリーは、リサイクルに加えて、再使用したり、焼却して熱エネルギーに変えたりすることを指す。IT機器のリサイクル率とリカバリー率は重量比でそれぞれ65%、75%と規定されている。

 なおゴミ箱の下にある太い棒は、製品価格にリサイクル費用が含まれていることを意味する。日本のPCリサイクルマークのように、リサイクルはベンダーが行うことになっている。