
(写真:123RF)
AWS(Amazon Web Services)やMicrosoft Azure、Google Cloudなどメガクラウドを中心に、企業の業務システムでのクラウド活用が本格化してきた。各ベンダーはオンプレミス環境で稼働中のVMwareシステムの受け皿を充実させる一方で、コンテナ技術によるDX(デジタルトランスフォーメーション)推進に力を入れたい考えだ。2020年のクラウド活用はどう進化するのか。その動向を予測する。
AWS(Amazon Web Services)やMicrosoft Azure、Google Cloudなどメガクラウドを中心に、企業の業務システムでのクラウド活用が本格化してきた。各ベンダーはオンプレミス環境で稼働中のVMwareシステムの受け皿を充実させる一方で、コンテナ技術によるDX(デジタルトランスフォーメーション)推進に力を入れたい考えだ。2020年のクラウド活用はどう進化するのか。その動向を予測する。
クラウド活用が企業の基幹系システムに広まる中、クラウドベンダー各社による顧客争奪戦が激しさを増している。これまで自前主義を貫いてきた米オラクル(Oracle)は、米マイクロソフト(Microsoft)、米ヴイエムウェア(VMware)との提携を相次いで発表。ユーザーのオンプレミス環境にある基幹系の…
クラウド活用の担い手がIT部門からユーザー部門へ移ってきた。単なるコスト削減からDX(デジタルトランスフォーメーション)の実現へ、システムからビジネスへと、クラウド活用のステージが変化してきたからだ。ビジネスを知るユーザー部門が直接、クラウド上でサービスを構築、運用する機会は今後ますます増えるだろ…
ネット企業やスタートアップを中心に活用が進んできたコンテナ技術が、一般の企業システムでも当たり前になる。起爆剤となるのは、米ヴイエムウェアが同社の仮想マシンに搭載するコンテナ技術だ。