パソコンやスマートフォンの主要なインターフェースを解説する特集「USBからVGAまで、インターフェース大全」。第1回ではUSBの強さの理由、第2回ではUSBの最新インターフェースUSB Type-Cを解説した。

 今回はUSB Type-C以外のUSBインターフェースを取り上げる。よく似たインターフェースであるUSB mini Type-BとUSB micro Type-B。違いが分かるだろうか。

USB mini Type-B

 USB mini Type-Bは、Androidを搭載した初期のスマートフォンを、パソコンやACアダプターに接続するために利用されたインターフェースである。

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規格制定団体
米USBインプリメンターズ・フォーラム

主な用途
データ転送、周辺機器接続、充電

最大転送速度
480Mビット/秒(USB 2.0の場合)

 耐久性などに優れたUSB micro Type-Bが登場してからは出番が減った。現在のAndroidスマートフォンではUSB micro Type-BまたはUSB Type-Cを利用するのが当たり前になっている。

 Type-Bという名称は、デバイス側で使うインターフェースを意味する。つまりコンピューターなどのホスト側ではなく、デバイス側での利用を想定して開発された。

 通常のType-Bより小さいことから、表面積の小さいスマートフォンではmini Type-Bが広く利用された。デバイスとしてだけでなく、外部の周辺機器と接続するためにホスト側としても動作するUSB OTG(On The Go)というモードを用意している。

 USB mini Type-Bは台形が押し潰されたような形をしている。この形状のコネクター内に5個の端子を用意している。このうち2個を電源関連、2個を信号用に利用する。残る1個はOTGの際の動作の切り替えに利用する。

 mini Type-BはUSB 2.0までしか対応しておらず、USB 3.2は利用できない。

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