Q. ITエンジニアです。同僚がたばこくさくて、汗っかきで体臭も混ざったようなにおいがして気になります。自分はにおいに敏感で気分が悪くなりますが、何も言えず悩んでいます。

 スメルハラスメント(においで周囲に不快な思いをさせること)に関する内容です。筆者が受けた相談には、アルコールやたばこのにおいがくさい、口臭がひどい、柔軟剤のにおいが気になる、化粧や香水のにおいがきつい、そして体臭に関するものまで多々ありました。

 個人的に注意するとトラブルになることがあります。個人ではなく職場として対応すべきです。アルコールやたばこは対応しやすいですが、香水や体臭については注意する際に気配りが必要です。

一般的な注意で対応するのが望ましい

 アルコールやたばこについては注意喚起しやすいでしょう。アルコールのにおいについては「職場では酒気を帯びて勤務してはいけない」と所属長が注意すればよいのです。

 IT業界ではありませんが、筆者の顧客には、アルコールチェックを抜き打ちで行うことで改善した例があります。特にマイカー通勤や営業車に乗る社員が多い職場では、こうした検査を実施したほうがよいです。きっかけは質問のケースと同様で、アルコールくさい社員がいることでした。深夜、朝方までの飲酒は、出社してからもチェックでひっかかります。まさに酒気帯び運転での通勤だったそうです。

 たばこも同様です。2020年4月から改正健康増進法が施行され、受動喫煙やたばこのにおいについて社員から問題提起された会社もあるでしょう。仕事中は禁煙とした会社、あるいは喫煙後のにおいを除去するようにエチケットやマナーとして注意喚起している会社もあります。

 一方で、体臭はアルコールやたばこ臭の場合より気配りが必要です。体質的なものがあるからです。職場環境を清潔に保つという趣旨で、エチケットやマナーを職場の社員全員に注意喚起して周知していくべきです。いずれにせよ、個人攻撃になってしまってはよくありません。

この先は日経クロステック Active会員の登録が必要です

日経クロステック Activeは、IT/製造/建設各分野にかかわる企業向け製品・サービスについて、選択や導入を支援する情報サイトです。製品・サービス情報、導入事例などのコンテンツを多数掲載しています。初めてご覧になる際には、会員登録(無料)をお願いいたします。