新型コロナウイルス禍が続いているので、できるだけ不特定多数の人との接触を避けたい――。そうした理由から、電車やバスなど公共交通機関をなるべく使わず自家用車で移動する、という人は少なくないだろう。ただし自分で運転している場合、仕事などで急ぎの連絡を受けてもすぐに対処するのが難しい。まず安全な場所を探して停車し、それから運転席でノートパソコンなどを立ち上げる、といった作業が必要になる。

運転席で膝の上にパソコンを置くと、ハンドルが邪魔になって使いにくい。そこで自動車用のテーブルを用いる
運転席で膝の上にパソコンを置くと、ハンドルが邪魔になって使いにくい。そこで自動車用のテーブルを用いる
(撮影は筆者、記載がないものは以下同)
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 停車中に運転席でノートパソコンを使う場合は膝の上に置くのが一般的だが、手を伸ばした位置にハンドルがあるため、窮屈な姿勢になりやすい。ノートパソコンの底面や側面にある排気口をズボンや上着などで塞いでしまい、パソコン内部に熱が籠もって処理性能が低下するケースも起こり得る。

 車内を即席の「書斎」として利用する際に役立つのが、ハンドルに固定するタイプの自動車用テーブルだ。その上にノートパソコンを載せると、膝の上に置くより10センチメートル以上高い位置でキーボードを操作できる。またパソコンの排気口を塞ぐ心配もないため、内部の温度上昇や処理性能の低下を気にせずに済む。

 自動車用テーブルを家電量販店や通販サイトで買うと、2000円(税込み、以下同)程度はかかることが多い。だが、実は100円均一ショップ(100均ショップ)でも簡易的な商品を取り扱っている。今回セリアにて110円で購入した「車用ハンドルテーブル」は樹脂製で、家電量販店や通販サイトのものと比べると奥行きが短い。それでもパソコンや軽い物を置く程度であれば強度は十分だろう。テーブル本体が小さいので、車内に常備していても邪魔にならない。

運転席のハンドルに固定するタイプの自動車用テーブル。多くは2000円以上するようだが、中には写真の「車用ハンドルテーブル」のように100均ショップで売っているものもある
運転席のハンドルに固定するタイプの自動車用テーブル。多くは2000円以上するようだが、中には写真の「車用ハンドルテーブル」のように100均ショップで売っているものもある
(写真はスタジオキャスパー)
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 こうしたテーブルは、ハンドルの下部にテーブルのくぼみを引っかけて固定する。ハンドルの下部の形状によってはテーブルのくぼみがうまく引っかからないこともある。そうした場合はハンドルを上下逆さまにし、ハンドルの何もない部分を使ってテーブルを引っかける。ハンドルに傷がつきそうなのは難点だが、しっかりと固定できるので、スマホやタブレット、小物などを置きやすい。

 試用した車用ハンドルテーブルは耐荷重が1キログラムしかないが、1.1キログラムのノートパソコンを置いてもテーブルが外れることはなく、しっかりと置くことができていた。テーブルを使うと膝の上に置いたときよりも10センチメートル以上もキーボードの位置が上がるので、キーがかなり打ちやすくなる。

テーブルはハンドルの下部に引っかけて固定する。ハンドルの形状によっては中央部分が引っかからないため、写真のようにハンドルを上下逆さまにして利用する
テーブルはハンドルの下部に引っかけて固定する。ハンドルの形状によっては中央部分が引っかからないため、写真のようにハンドルを上下逆さまにして利用する
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今回利用した、100均ショップのテーブルは耐荷重1キログラムまでと記載されていたが、1.1キログラムのノートパソコンを問題なく設置できた。テーブルを使うとキーボードの位置が上がるためキーを打ちやすい
今回利用した、100均ショップのテーブルは耐荷重1キログラムまでと記載されていたが、1.1キログラムのノートパソコンを問題なく設置できた。テーブルを使うとキーボードの位置が上がるためキーを打ちやすい
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