パソコン作業の生産性を高めるうえで、複数キーの同時押下で特定の機能を実行する「ショートカットキー」は不可欠だろう。だが、ショートカットやキータイプの繰り返しを正確に行うのはやや難しい。そんな場合は、こうした操作を登録できる「マクロキー」を持つキーボードがあれば便利だ。「マクロキーボード」などと呼ばれる。いったん機能を割り当てれば、1つのキーを押すだけで実行できる。

 例えば米Adobe(アドビ)の画像編集ソフトであるAdobe Photoshopの場合、「画像解像度」や「カンバスサイズ」の機能にそれぞれ3つのキーを組み合わせたショートカットキーが割り当てられている。Windowsでは画像解像度は「Alt」+「Ctrl」+「I」、カンバスサイズは「Alt」+「Ctrl」+「C」だ。

 頻繁に使用するものの操作がやや難しいショートカットキーをマクロキーに割り当てておけば、作業効率が向上する。また、「Ctrl」と「C」を押してコピー後、カーソルを下に移動して「Ctrl」と「V」を押すといった、一連のキー操作も1つのマクロキーに設定できるので、文章編集や動画編集でカットアンドペーストを繰り返すような作業が楽になる。

 米CORSAIR(コルセア)の「Elgato Stream Deck」(1万9910円。量販店サイトの税込み実勢価格、以下同)は、15個のマクロキーを持つ小型のキーボードだ。各マクロキーは液晶を備えており、アイコン画像や文字を表示できる。そのため割り当てた機能が一目瞭然となる。

米CORSAIR(コルセア)の「Elgato Stream Deck」(エルガトストリームデッキ)。15個のマクロキーを持つ小型キーボードだ
(写真は筆者、以下同)
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 マクロキーの機能や表示する内容は自由に決められ、自分好みにカスタマイズしやすい。一般にマクロキーを持つキーボードは、ソフトごとにマクロキーの機能を切り替えられる製品が多いが、どのキーにどの機能を割り当てたか分かりにくい場合がある。Elgato Stream Deckには、前述の表示機能があるので、こうした問題は発生しない。

 Elgato Stream Deckの接続端子はUSBで、OSはWindows 10とmacOSに対応する。サイズは幅118×奥行き84×高さ21ミリと小型のため、キーボードの横などに置きやすい。6個のキーを搭載する「Elgato Stream Deck Mini」(1万4210円)と、32個のキーを搭載する「Elgato Stream Deck XL」(3万6520円)もある。

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