スマートフォンは画面が小さく、基本的に指先での操作に限られる。そのため、長文のテキスト入力やプレゼンテーション資料の作成といった仕事を快適にこなすのは難しい。そんなとき「手元のスマホを一時的にでもノートパソコンのように扱えたら便利なのに」と思う人がいるだろう。フランスMiraxessの「Mirabook」は、そうした人のニーズに応える周辺機器だ。日本ではHTL(東京・中央)が総代理店となっている。

 Mirabookはノートパソコンのような形状をしている。13.3インチでフルHD(1920×1080ドット)のディスプレーやキーボード、タッチパッド、バッテリーなどを備える。だが、単体では動作しない。デスクトップモードと呼ばれる拡張機能を備えたスマホを接続することで、ディスプレーやキーボード、タッチパッドを利用してノートパソコンのように動かせる。AndroidやWindows 10 Mobileを搭載し、デスクトップモードが使える機種に対応している。

「Mirabook」はノートパソコンのような形をしたドッキングステーション。ディスプレーやキーボード、バッテリーなどを搭載し、対応スマホを接続して利用できる。通販サイト「+Style(プラススタイル)」の販売価格は6万280円(税込み)
「Mirabook」はノートパソコンのような形をしたドッキングステーション。ディスプレーやキーボード、バッテリーなどを搭載し、対応スマホを接続して利用できる。通販サイト「+Style(プラススタイル)」の販売価格は6万280円(税込み)
(写真はスタジオキャスパー)
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 Mirabookとスマホの接続は簡単だ。Mirabookの電源を投入するとディスプレーの電源がオンになり、英語でスマホと接続するように促される。本体側面に備えるUSB Type-Cケーブルでスマホを接続すれば、スマホのデスクトップモードが起動し、Mirabookのディスプレーにスマホのデスクトップ画面が表示される。

 スマホを接続して数秒ほどでデスクトップ画面が表示されるため、待ち時間によるストレスを感じない。また、接続中はMirabookの内蔵バッテリーからスマホに給電されるので、スマホのバッテリー切れの心配も少ない。

 Mirabookでデスクトップモードを利用している間もスマホの画面を操作できる。スマホ画面を眺めつつ、デスクトップ画面で複数のアプリを操作するような使い方も可能だ。

Mirabookの電源を投入し、本体右側のUSBケーブルをスマホと接続すると、画面が展開される。切り替えによる待ち時間はほとんどない
Mirabookの電源を投入し、本体右側のUSBケーブルをスマホと接続すると、画面が展開される。切り替えによる待ち時間はほとんどない
(撮影は筆者。記載がないものは以下同)
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 デスクトップ画面の使い勝手は、各スマホメーカーのデスクトップモードに準ずる。今回は韓国サムスン電子の「Galaxy S9」を接続し、同社製の一部機種が備えるデスクトップモード機能「Samsung DeX」を使ってMirabookを試した。

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