新型コロナウイルスの影響が長引いて、在宅中の子どもがスマートフォンやタブレットに触れる時間も増えた、という家庭は少なくないだろう。加えて、自宅のパソコンを子どもが使うケースも増えてきたのではないだろうか。緊急事態宣言以降、各地の学校や学習塾で双方向型オンライン授業の導入が進みつつあるのが理由の1つとみられる。現在は新学期を迎え登校も始まってはいるものの、子どもがスマホのみならず幅広いデジタル機器を利用する機会は、増えこそすれ大きく減ることはなさそうだ。

 もっとも、子どものデジタル機器の活用を巡っては「子どもがインターネット利用に絡む犯罪に巻き込まれたり、時間制限なくゲームに没頭したりするのではないか」といった悩みが尽きない。2人の子どもを小学校に通わせる筆者もこうした不安から、子どものデジタル環境を効果的に見守る方法をかねて試行錯誤してきた。特に、子どもが使うスマホやタブレット、パソコンをどうやって総合的に見守るかが大きな課題だ。

 そこで筆者が注目してきたのが、スマホやパソコンのOSベンダーが提供しているペアレンタルコントロール機能だ。米Microsoft(マイクロソフト)が提供する「Microsoft Family Safety」、米Google(グーグル)の「Google Family Link」、米Apple(アップル)の「ファミリー共有/スクリーンタイム」などを指す。ちなみに筆者の自宅では目下、3社各様のペアレンタルコントロール機能を併用している。

 それぞれのペアレンタルコントロール機能にはどのような特徴があり、自宅で利用するのに向いているのはどれか。検討する上でまず念頭に置きたいのが、既存のIT環境との相性だ。

米マイクロソフトが提供するペアレンタルコントロール機能のパソコン向け管理画面
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 例えばWindowsパソコンと相性が良いのは、当然ながらマイクロソフトのFamily Safetyだ。同社はスマホ向けOSを提供していないが、独自のランチャーソフトをスマホに導入することで、Windowsパソコンや同社のゲーム機と一緒に管理できる。

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