(出所:サッポロホールディングス)
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サッポロホールディングスが「商品需給計画システム」を導入した。グループ3社が多様な商品の物流業務フローを統一し、効率化を目指す。2020年6月には生産量などの決定を自動化する機能を追加する。

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 サッポロホールディングスが商品需給計画システム「サプライチェーンプランニング(SCP)システム」に基づき、需給計画から配送に至る「物流(ロジスティクス)」の改革を進めている。SCPシステムは、ビールなどの酒類や飲料、食品といった多様な商品について、需要予測から生産計画、供給補充計画までを網羅するグループ共通システムだ。導入開始は2019年8月で、現在はグループ内や協力会社に利用を拡大している。2020年6月には計画の意思決定を支援する機能などを追加する。

 サッポロホールディングス傘下のサッポロビール、ポッカサッポロフード&ビバレッジ、サッポログループ物流の3社がキヤノンITソリューションズ(キヤノンITS)と共同で物流業務の流れを統一する業務標準化に取り組み、システムを構築した。

 SCPシステムの導入によってグループ3社は、過剰在庫を防ぎつつ輸送に必要な人員やトラックなど車両の稼働数の平準化を進める基盤が整ったという。刻々と変化する需要の動向を先読みし、必要な量の商品を必要な場所に計画的に供給できるよう、統一した業務をベースに物流改革を進めている。

 サッポロホールディングスはSCPシステムの導入に伴い、商品需要に関する情報を傘下のグループ企業の担当者だけでなく、物流の協力会社にも共有できるようにした。

写真 サッポロホールディングスの製造・物流拠点
ビールだけでなくワインや食品・飲料などに及ぶ物流効率化が課題だった(出所:サッポロホールディングス)
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