アットホームは不動産分野のDX(デジタル変革)を進めている。不動産サイトにAIやRPAを導入し、物件の魅力訴求や業務効率向上を推進。物件の推奨文自動生成や、画像解析による物件写真チェックなどを実装した。

(写真提供:アットホーム)
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 消費者向け不動産情報の提供や不動産会社間の情報流通、不動産会社向けの業務支援を手掛けるアットホームはここ数年、AI(人工知能)やRPA(ロボティック・プロセス・オートメーション)などのデジタル技術を活用している。背景にあるのが不動産業界の業務の多様化、さらには人材不足だ。これらを解消し、快適な住まい探し体験の提供につなげるなどの狙いがある。

 例えば2021年6月に消費者向けの不動産情報サイトで「住宅ローン借入可能額お試し審査シミュレーション」を始めた。独立系の信用保証会社である全国保証と提携し、年齢や年収などの情報を入力するだけで、住宅ローンの借入可能額をAIにより試算できる。

 アットホームは以前から不動産事業のデジタル化に取り組んできた。6年前の2015年には、不動産会社がWebサイトで借り手や購入検討者を接客したり、重要事項説明をリモートで実施したりするのを支援する「不動産業務IT支援サービス(現スマート重説)」を開始。2018年には、賃貸物件の契約書を電子化するサービスを始めた。さらなるデジタル変革へと歩を進めるアットホームの取り組みの中で、AIやRPAを駆使して顕著な効果を出している不動産会社の業務支援サイト「ATBB(アットビービー)」を巡る主な事例をみていこう。

表 アットホームのデジタル活用の主な取り組み
不動産業界や自社の業務効率化に活用(出所:アットホームの取材を基に日経コンピュータ作成)
表 アットホームのデジタル活用の主な取り組み
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