東京センチュリーがRPAの全社展開を進めている。一部部署での効率化に満足せず、全社で活用する仕組みを作り上げた。ポータルサーバーでロボットを一元管理し、IT推進部の支援体制も整えた。

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 売上高1兆円超の伊藤忠商事系大手リース会社である東京センチュリーは全社でRPA(ロボティック・プロセス・オートメーション)の活用を推進している。RPAを含めたデジタル変革(DX)の取り組みが評価され、2020年8月には経済産業省・東京証券取引所の「DX銘柄2020」にも選定された。

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図 東京センチュリーの本社(上)と取り扱うリース商材の例
各業務部門の9万件の作業にRPAを活用(写真提供:東京センチュリー)

 東京センチュリーの導入事例は現場の隅々にまでRPAを行き渡らせる仕組みに特徴がある。2020年10月までに各業務部門の9万件もの作業についてRPAを活用し、年間8000時間分の作業を自動化しているという。

 一部の部署で一時的にRPAを適用するのではなく全社で継続してRPAを活用するには、それを支える仕組みが不可欠だ。そのために東京センチュリーは全社のRPA稼働状況を一元管理できる「ロボットポータルサーバー」を2019年までに稼働させた。

 システム面でロボットポータルサーバーを運用すると共に、組織機能として、現場と連携し全社のRPA導入・運用を支援するIT推進部の役割も重視している。

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