iPhoneやiPadなどの米Apple(アップル)製端末には、国語辞典、英和/和英などの辞書が初めから内蔵されている。その数は40種類以上もある。
意味や読み方がわからない単語をインターネット接続なしで調べられる。単語の成り立ちや用例が分かるなど、ネット検索にはないメリットもある。今回はこれらの辞書の使い方を紹介しよう。
単語を選択して「調べる」
文章中で読み方や意味が分からない単語があったら、その単語を選択してコピーし、Webブラウザーの検索フィールドにペーストして調べるのが一般的だろう。
しかしiPhoneやiPadでは、内蔵の電子辞書を使うともっと素早く調べられる。インターネットに接続する必要もないので、Wi-FiモデルのiPadをネットワーク接続のない状況で使っているときにも便利だ。
まず調べたい単語を長押しするなどして選択する。ポップアップメニューが現れるのでその中の「調べる」をタップしよう。状況によっては、現れたメニューに「調べる」がなく、右向きの三角アイコンをタップすると表示される場合がある。
結果として複数の辞書がヒットする場合があるが、それぞれをタップすると詳細を確認できる。
アップル製端末に搭載されているアシスタント「Siri」からWebサイトを提案される場合もある(この場合、音声で読み上げられるのではなく、画面に表示される)。内蔵の電子辞書に登録されておらず、最終的にWebサイトを検索することになったとしても、Webブラウザーにペーストするよりは手間がかからないはずだ。
Macでは単語を選択して、トラックパッド(タッチパッド)を強めに押すと、結果が吹き出しで表示される。
トラックパッドを強めに押す操作は「感圧タッチ」と呼ばれている。トラックパッドの設定で感圧タッチを無効にしている場合は、選択した単語を右クリックして表示されたメニューで「調べる」を選択しよう。
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